ソロソロ洋楽

中年を過ぎてから「洋楽」という未踏の地に迷い込んでしまった僕が、迷走を繰り返すなかで出会った素敵な音楽たちを紹介します。

Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)

■PROFILE

ジャック・ジョンソンはハワイ出身のミュージシャンです。

高校生の時にサーファーとしてプロの契約をしたのですが、サーフィンをしている時にサンゴ礁に叩きつけられて、頭蓋骨にヒビが入り、頭を100針以上を縫う大怪我をしたようです。

当然、サーフィンはしばらく出来なくなり、それをきっかけに音楽へとのめり込んでいきました。

まさに「災い転じて福となす」の見本です。

ジャック・ジョンソンの音楽からはハワイの心地よい「波の音」や「風の音」を感じます。

ハワイに行った事がない僕でさえ、そう感じます。

 

■VIDEO

紹介する曲は「If I Had Eyes」です。

ジャック・ジョンソンの心地よい声を聴いていると、ついハッピーな曲と勘違いしてしまいますが、恋人とうまくいかなくなった男の気持ちを歌った、ちょっと深刻な歌です。

歌い始めは「もし僕の後頭部に目があったなら『僕が去った時の君は嬉しそうだったね』と言っただろう」です。

心地よい声で、かなりのグチをこぼしています。

波の音や風の音に囲まれていても、いつもハッピーなわけじゃない事を知りました。

 

Jack Johnson - If I Had Eyes

youtu.be

■ALBUM

紹介するアルバムは「ザ・エッセンシャルズ」です。

シャンプ―の詰め合わせみたいな名前ですが、エッセンシャルは「不可欠」という意味です。

2018年のフジロックへの出演を記念して作られた日本独自のベスト・アルバムです。

このアルバムを1枚聴けば、ハワイで暮らしているような気分になれます。

もちろん、名曲「Banana Pancakes」も収録されています。

 

【収録曲】

1. バナナ・パンケーキ

2. ホライゾン・ハズ・ビーン・ディフィーティッド

3. ベター・トゥゲザー

4. フレイク

5. グッド・ピープル

6. シッティング・ウェイティング・ウィッシング

7. ゴーン

8. バブル・トーズ

9. アップサイド・ダウン

10. イフ・アイ・ハッド・アイズ

11. アイ・ガット・ユー

12. ホープ

13. ユー・アンド・ユア・ハート

14. ロデオ・クラウンズ

15. マイ・マインド・イズ・フォー・セール

16. ウェイスティング・タイム

17. ホーム

18. ビッグ・サー (マイクD・リミックス) (未発表ヴァージョン)

 

※画像をクリックするとamazonへ移動します

ザ・エッセンシャルズ